毎日続けようと決意したダイエットや勉強、いつの間にかやらなくなって今まで通りの生活の戻っているなんて経験ありませんか?
いろいろなものに手を出してはすぐやめてしまう。そんな繰り返しをする自分が嫌になり「やらなきゃいけないことができない・・・意志が弱くてダメだ」と自己否定に陥っていませんか?
習慣づけるのは意志が強い人じゃなければできない・・・なんてことはありません。自分を理解して適切な仕組みを設計できれば習慣にすることはできると思います。
意志が弱いと認めることは簡単ですが何にもなりません。どうせなら意志が弱い自分を受け入れて習慣化のための仕組みを考えてみませんか?
あまりやりたくないことだけど継続させたい。この記事がそのような思いを抱える人への習慣化のヒントになればと思います。
習慣とは「自分との約束を守る」ということ
習慣を単純に「物事を継続させる」と捉えるだけでなく、「自分との約束を守る」と捉えてみましょう。
もし破ってほしくない約束を誰かとしなければならないとき、相手の今までの言動や責任感など考慮して相手を選びますよね?もし特定の相手になにかを任せなければならない時はできそうな範囲で頼むはずです。
自分との約束でも同じように考えましょう。ただ他人に対しては自分のことより客観的に見ることができる違いがありますね。
確かに難しい違いではありますが、もし自分を客観的に観察できるのなら心情までも観察できる「自分との約束」の方が信頼のおける約束をできることでしょう。
試しにまずは「得られる結果」と「習慣化したい行動」を切り分けて分析してみるといいと思います。望ましい結果だと思ってるからこそ、取り組む姿勢も高いモチベーションがすでにあるように自分も気付かず偽装していることも・・・
まずは自分の理解度を高めることが習慣化への第一歩です。
習慣に関する書籍について
習慣に関する本で多大な影響をうけたものに「習慣が10割」「習慣化大全」があります。これらの書籍をもとに本記事の内容が構成されていることをご了承ください
どちらも2021年9月14日時点ではkindle Unlimitedの対象となっているので気になる方はぜひ読んでみてください
あまりやりたくないことを習慣化する5つのルール
それではモチベーションがそこまであがらないけど習慣化したい場合に、意識している5つのルールについて紹介します
上限を決める
まず第一のルールとして上限を決めます。主に習慣化したいことにかける時間を想定しています。
上限を決める最大のメリットはスケジュールに組み込みやすいということです。
上限がないと
- たとえ今日やらなくても次の日にその分をこなせばいいやという気持ちが生まれる
- 成長志向が強い人は昨日の自分より劣っていると自己否定しがち
- 欲求レベルではやりたくないことなのですぐに反動がある
どれも習慣づける過程において、よくない感情ですので継続できるラインの上限を設けましょう
ハードルを低くする
次に最低限のラインを決めます。この時、習慣化できない多くの人は理想よりちょっと余裕をもたせた水準で最低限やるべきことを決めています。しかしそれが続かない原因です
最低限やるべきラインは、自分自身の理解度が問われていると考えてください。最低限の水準が高いとちょっとしたアクシデントが起きただけで続きません。
「少し体調が悪い日はどうだろうか?」「正当な理由でも休んだらそれをきっかけにやらなくなってしまうのでは?」「どんな理由・状況で続けるのをやめてしまうんだろう?」などなど考えてみてください
言い訳の傾向がわかってくると簡単に設定できるようになります。言い訳をはじめから想定して、できるだけ言い訳がでにくい最低限をみつけましょう
シンプルに取り組める
一つ前の「ハードルを低くする」に似通っていますが、こちらは取り組む時に意識することです。考えたり選択したりしなければ始められないものは、どこかで継続が切れてしまいます。さらに習慣化にも時間がかかります。シンプルに取り組めるような仕組みにしましょう。
- いつ始めるかの時間設定(やることが大切なので囚われすぎない。でもバラバラだと続きにくい)
- 取り組む際に必要なものを事前に準備しておく
習慣化したいことへスムーズに取り組めるように準備した方がいいことを想定しておきましょう
スタートしたら自由
取り組みはじめたら自由にいろいろできるようにすることも大事です。たいていの人は一つのことしかできないとほかの事をしたがります。また習慣になる前に飽きてしまう恐れもあります。
そもそも同じことを繰り返すのが習慣なので難しいですが、上限と最低限やるべきことに開きがあるのでその幅を利用して考えましょう。
自分自身でコントロールできる目標をつくる
目標をたてると自分自身でコントロールできない目標になりがちです。
モチベーションが高い場合はそれでも達成できますが、あまりやりたくない場合には結果を目標としても停滞や後退した場合にも継続できなくなってしまいます。
ダイエットであれば最終的な目標は体重減です。ただし体重は減らない時期があったりしてコントロールのしにくい目標です。ならば運動や食事の量自体に目標を見出します。
できれば複数の目標をつくるといいでしょう。評価軸が多数あると、その日よかった点を何かしら見つけることができるので継続しやすくなります。
5つのルールを具体的にどう使っているの?
運動習慣をつけるときによくこの5つのルールを振り返りながら仕組みづくりをしています。
習慣化することは難しいです。上手くいかないことも多々あると思いますが、その失敗を振り返れば自分の理解が高まり後々の習慣化につながります。
物事が続かなくて困っている人は、継続しやすい仕組みづくりから始めてみましょう!
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