こういったタイトルの本は、積極的に手に取る人もいれば不快感で絶対に読まないという人もいますよね。著者がメンタリストDaiGoなのも大きく影響しそうです。
後者よりだったのですがオススメされたのとKindle Unlimitedなら無料で読めるとのことだったので読みました。
ちなみに冒頭でいきなり「あなたの思う、世界最高の美女とは?」問われ、
「あなたの思う美女を想像しましたよね?これが文章の持つ力です!」
と続きます。
具体的な美女を想像できなかったのでなんとなくですが読み手としてのターゲットに入っていなそうですね
ターゲット対象外が読んだ感想として捉えてください
セールスライティングの基本をわかりやすく解説した本
強い言葉のタイトルの割に中身は、セールスライティングの基本をわかりやすく書いた本です。
「文章を書く前に何を読者にさせたいのかを考える。読者の気持ちを想像して書く」
読者をベースに、読者の気持ちに寄り添って書くテクニックを解説しています
個人的には身も知らぬ読者のことを考えすぎてもどうかなという気はします。
特に最近の副業ブログブームでどう動かしたいかが透けて見える記事が多くて辟易してる人多そうです。営業マンが嫌悪される理由ですね
巧妙に隠せている人もいるんですが、それでも扇動されるの疲れませんか?
もっと自分でも読みたいものを書いていきたいです。
とはいっても自分が読んでも楽しい記事を書く上でもセールスライティングは便利
ほどよく学びを深めていきたいです
本書をよんで意識したいと思った3つの点
- 読者が想像しやすい具体例で呼びかける
- 理想と現実のギャップに相手の心を動かす要素が詰まっている
- 違う表現で同じことを10回繰り返す
(同じ言葉は3回以上続けない)
抽象からの具体や語彙や表現の豊富さは身につけたいところであります。
また理想と現実のギャップを発見したときに響く内容の文章を書けるのは納得です。
読後の感想
著名人が書いたエッセイ以外の本は評判と知名度をベースにした説得力がウリなんですよね。だから肝心の著者をよく知らないで文章のみから判断はしない方がいいと改めて感じました。
それはそうと今の時代のネットではコントロールしようとしてくる人間は避けた方がいい。
うまいテクニックで心に侵入されて疲弊してしまいます。
ただ中にはコントロールされたい人もいるんでしょうね。オンラインサロンも個人を崇める傾向に傾き、ただ崇拝する人の発言内容をお経を繰り返すみたいになっている人も見かけます。
「カモメのジョナサン」の最終章がひじょうにすぐれた現代風刺になってしまいましたね。
有名人に個人として出会える場がオンラインサロン。
ただ参加者が個人として成熟していないのかもしれません。
個人と個人での直接的な人間関係で伝授されるはずのものがジョナサンを崇めるカモメと同じように受け取れていないのです。
今は簡単には気付けないテクニックで勝手に心が突き動かされてしまいがち。
決断を本当に自分で決めたかどうかは慎重に振り返って判断する癖はつけましょう
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